Bioniclers'Nestに2283 ウィッチ・ドクター / Witch Doctorのレビューを掲載しました。
※諸事情で閉鎖となりました、ご容赦下さい。
前回のロッカ3.0から一ヶ月以上開いてしまいましたがようやくレビューできました。
ウィッチドクターに関しては、「
とりあえず買っとけ!」に尽きます。久々にストレートにカッコいいと思える大型モデルではないでしょうか。
構成面では貴重部品であった貫通テクニックボールジョイントを、まるで湯水のごとく使うビルドは製品だからこそ出来る荒技。
ライトユーザーでは希少パーツ故に無理、ヘビーユーザーでは恐れ多すぎて無理(笑)
かなりの大型アイテムですが、TB大量(39個)投入のお陰で、この手の大型モデルで問題となる事の多い関節の保持力もバッチリです。
ただし、良い所が多い半面不満点も色々とあります。
まず一番はヘッドパーツの目の奥が伽藍堂(がらんどう)であること、顔はフィギュアの命と言いますが、その顔の命は目だと思うんですよね。他所でもさんざん言われている部分ですが、ここは妥協してはいけない部分だと思います。
まぁ、サモラボールを入れたりすれば解決しないでもないんですが...(一応、2012年シリーズでのグラトリアンヘッドの復活に伴い今後は心配は無さそうですが)
また、頭部周りではまだ欠点があります。背筋が真っ直ぐなのに対して頭部のみがやたら前に張り出しており違和感を感じます。ボディ側の構成(真っ直ぐな背筋)を優先させた構成を徹底し、もう1パーツ追加し首の位置を背筋の真上に持ってこれるだけで違和感を無くせるハズなので、これは詰めが甘いとしか言いようがないです。
チャームポイントである杖ももう少し作りこんだデザインにして欲しかったですね。試作版ではかなり豪華に作ってあっただけになおさら残念。一応、その代わり製品版では左腕の武器にパーツが割かれてはいますが、それでも優先すべきは杖の方だったように思います。マスクを固定しているアーマーパーツをSize3に変えるだけでも大分違うと思うのですが...
後は... まぁこれはニクル時代から続いている部分ではあるのですが、コネクタ類はライトグレーだけではなくキャラクターに合った色のものを使ってほしいです。やっぱり余計な色が雑然と入るとイマイチ締まらないんですよねー
まぁ細かい不満点は色々とありますが、シリーズの中でもかなり高いレベルに入る商品なので買って損はないと思います。これを買うか買わないかでその後のビルドライフが左右されると言っても過言ではなく、そろそろ人気の型番は無くなってくる時期なので購入を予定されている方はお早めに。