バーディ⇒マンガスときたらファンガー卿!・・・といきたかったのですが、ビルド欲に負けてファンガー卿をバラしてしまったのでファイヤー編に突入です。
というわけで今日は
レゴ チーマ ビルダブルフィギュアシリーズより
70206 ラバルです。
ライオン族のリーダー、ラバルが「チ」でパワーアップした! チェスト・アーマーに装着した「チ」の球を守りきることができるかな。侵入してくる種族はファイヤー・クロー、ファイヤー・ソード、そしてフェニックスシールドで撃退しよう。ラバルのファイヤーパワーを見せてやれ!
発売日:2014年7月4日
定価:2200円(税込)
ピース数:49ピース
パーツリスト:http://www.bricklink.com/catalogItemInv.asp?S=70206-1
パッケージはお馴染みのビニールタイプ。
裏面はギミックの紹介と、複数のセットを使った合体モデルが掲載されています。
合体モデルはセット毎に組み合わせが異なり、全7種類存在します。
また、奥の方にはバーディの姿が描かれており、チ・アップモードでのラバルのライバルはバーディである様子。
今回の
70206 ラバルは、アイス戦士(アイスハンター)が操る強烈な冷気と氷の武器に対抗するべく、カボラ山の山頂に住む伝説の種族「フェニックス族」から授かった「ファイヤー・チ」の力でライオン族のプリンスであるラバルがパワーアップ(ファイヤー・チ・アップ)を果たした姿。
カラーリングは「金色(パールゴールド)」「クリアオレンジ(トランスネオンオレンジ)」「ダークレッド」になっており炎陣営の共通カラーをそのまま使った色合いになっています。元々ラバルは金色とダークレッドがパーソナルカラーでしたが、ガンメタルとクリアブルーが抜けた事で2013年版より全体的に明るい印象になっています。
モデルの基本的な構造は2013年版と同じで、今シリーズの中では最もオーソドックスな組み方が採用されています。しかしながら、タテガミ・爪・アーマー・盾・剣がそれぞれ炎の力を感じさせるものに変更する事で実際に手に取ってみると2013年版と異なる印象を受けます。
頭部パーツは2013年版と同じ形状ですが、タテガミ部分を炎を思わせるクリアオレンジに大胆に変更することで大きく差別化されています。
余談ですが「炎のタテガミ」は日本でも獣神ライガーやジェネシックガオガイガー(両方「明確に炎か」と聞かれるとアレですが明らかに炎を意識した造形なのは間違いない)といった同じくライオンをモチーフにしたキャラクターで採用されてたりします。
また今シリーズでは目に瞳が描かれています。2013年版はどこか虚ろというか無機質な表情でしたが、瞳が入った事で表情が出てきて感情移入しやすくなったような気がします。
ただ、可動面ではこのタテガミがクセモノでボディーアーマーにかなり干渉します。2013年版も同様の問題があったのでここはちょっと対策して欲しかったですね;
一応、首に入っているコネクタを1サイズ長いのに交換すれば問題は解消すると思います。
武器のファイヤーソードは新規造形の刃パーツが使われており、ラバルの場合は茶色のシャフト繋ぎパーツと組み合わせる事で独特な曲線の片刃の剣になっています。2013年版ビルダブルフィギュアもそうでしたが、同じ形状のパーツでも組み合わせを変えることで「クラッガーは斧」「フルミノクスはボウガン」とバリエーションを出しているのが面白いですね。
左腕の盾「フェニックスシールド」は形状こそ2013年版の盾と同じですが、2014年版はその名の通り不死鳥が描かれており、中央のピン付けたクリアオレンジのタイルを「チ」に見立て「フェニックスがチの球を掴んでいる」という構図に見立てており非常に秀逸です。
余談といえば余談なのですが、プリントの精度もさすがレゴ社といったところで、単純な精度もさることながら、ダークレッドの塗料をドット状にプリントし、更にシールド自体の金色の成形色を活かすなどする事で「黒」と「エンジ」の2色の塗料で倍の4色分の表現を可能にしていて地味に感心しましたw
説明書やパッケージ裏には書かれていませんが、盾や背中の構造が2013年版とほぼ同じなので同じ要領でで背中に盾をマウントする事が可能です。
基部がクリップ状になっているので指は独立して可動します。
指の構造は2013年版より簡略化されていますが、これはこれで目立ってカッコいいですね。
胸のアーマーは新パーツで胸部のスリットにはサモラボールと同形状の「チ」の球が嵌るようになっており、スリット下のボタンを押すと取り外せる仕組みになっています。
ボールパーツも黄色とクリアオレンジの樹脂が混ざり合ったマーブル模様が綺麗で、個人的にはこれまでにリリースされたサモラボールの中で一番好きな色合いです。
各関節がボールジョイント接続なので色々なポージングが可能です
構造上、手首は一回外さないと回転できなかったり、肩アーマーが胴体に少し干渉したりしますが、スタンダードな構成なので他は概ねグリグリ動きます。
パーツリストはこんな感じ。(リンク先はBricklink)
http://www.bricklink.com/catalogItemInv.asp?S=70206-1
パーツ取りとして買う場合、新規パーツだとフルミノクスの方が効率が良さそうですが、手・足・背中のパーツなど、現行商品だとラバルにしか入っていないパーツも結構あるので、その辺りを吟味して選ぶとよさそうですね。
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