【製品レビュー】レゴ チーマ「70209 マンガス」

よくよく考えるとHF:IFBのレビューも終わってないのですが、タイムリーなので今日もレゴ チーマのレビューをお送りしたいと思います。
レゴ チーマ ビルダブルフィギュアシリーズより70209 マンガスです。

マンモス族のリーダー、マンガスが「チ」でパワーアップしたぞ! マンガスは氷の息をはき、相手の体をしんからこおらせてしまうのだ。「チ」の機能を作動して、チェスト・アーマーから「チ」の球を飛び出させよう。強力な手足を動かして戦闘ポーズをとらせよう。巨大アイスマレットで攻撃開始だ。最強のマンモスはかなり手ごわいぞ!

発売日：2014年7月4日
定価：2200円（税込）
ピース数：64ピース
パーツリスト：http://www.bricklink.com/catalogItemInv.asp?S=70209-1

パッケージはお馴染みのビニールタイプ。

裏面はギミックの紹介と、複数のセットを使った合体モデルが掲載されています。

合体モデルはセット毎に組み合わせが異なり、全7種類存在します。

シーズン3の新たなる敵、マンモス族のプリンス「マンガス」。キャラクターバイオではリーダーとされているマンガスですが、マンモス族の統率は女王のマウラが行っているので、どちらかというとエースといった方がシックリくるキャラクターです。

今回の敵であるアイス戦士（アイスハンター）達は厚い氷の中に封印されていた古代のアニマル戦士がチの力で蘇ったいわばゾンビのような存在のため、身体の各所がクリアパーツになっているのが特徴です。

カラーリングはアイス戦士達の共通カラーである「白」「クリアブルー（トランスライトブルー）」「ガンメタル（パールダークグレー）」にマンガスのパーソナルカラーである「茶色（ラディッシュブラウン）」を加えた感じ。

クリアブルーは綺麗な反面、使い方によってはチープな印象になってしまう色ですが、ガンメタルやダークタンなどの渋めな色と合わせる事で上手くバランスをとっている印象。

ミニフィグ版だと通常のフィグの倍以上の巨漢ですが、ビルダブルフィギュア版は他のアニマル戦士と同じサイズで、腰の3連になった「チ」の球もありません。
「チ」の球のギミックの関係で共通の胸アーマーを使わないといけない制約があるため、同じくパワータイプのゴーザンと比べるとかなりスマートですが、独特な組み方を採用する事で肩幅を広くしたり、肩周りにアーマーを配置して筋肉隆々な感じを表現しようとしたりと工夫が伺えます。

何気に背中のパーツ合わせが小気味よい感じに仕上がっていて、個人的には今シリーズで最も背面が上手く処理されているモデルはマンガスだと思います。




睨み上げるような目つきと不敵な笑みがステキ。今期から目に瞳が入れられるようになりましあｔが表情が豊かになってていいですね。鼻筋についている装甲がエッジの立った造形になっていてカッコいいです。
牙は外れそうに見えますが歯・目・頭部の露出した肌と同じ部品なので固定。外れる構造だとオリジナルビルドに使いやすいのですが対象年齢やコストを考えるとやむなし？




鼻はボールジョイント接続なのでグリグリ動きます・・・が、デフォルトだとちょっと短めなので、もう1節くらいあるとダイナミックに動かせていいかもしれないですね。
鼻部分が別パーツになっている関係で他のビルダブルフィギュアと異なりボール受けが斜めに付いていたりします。（だからなんだと言われるとアレですが；）




武器は巨大なアイスマレット（氷の槌）。
茶色い部分にはお城シリーズなどでよく見る桶パーツが使われています。
中央にあるガンメタルのタービンパーツとも上手く噛み合うようになっていて、初めて見た時は「よくこの組み合わせを思いついたなぁ」と感心してしまいました。







各関節がボールジョイント接続になっているので色々なポーズをとらせる事が可能です。
二の腕の白い毛皮パーツが肩に干渉する時がありますが、それ以外は特にストレスになるようなところはない印象で、大きなハンマーも見た目ほど重くないので派手なポーズでもちゃんと保持してくれます。（片手持ちだと保持できない場合もありますが）


パーツリストはこんな感じ。（リンク先はBricklink）
http://www.bricklink.com/catalogItemInv.asp?S=70209-1

・貫通ボールジョイント（黒）×2
・L字型シャフト×2
・関節強化クリップ×2
・ボール付き1x2リフトアーム×2
...と、オリジナル作品を作る時に重宝するパーツの宝庫となっています。
今シリーズのミソであるクリアパーツも他のセットに入っていないものも多いので、マンガスはパーツ面でも要チェックなセットです。