ちょっと古い玩具なので説明をしますと、
ヒカリアンというのはプラレールやゾイドでお馴染みの
トミー(現タカラトミー)が出していた鉄道をモチーフにした変形ロボット玩具シリーズです。
ヒカリアンは最新の新幹線から懐かしの蒸気機関車をモチーフとしたものまで様々な種類が存在しますが、全て「列車の先頭車両の前半分が分離し、尾翼を持ちあげると内蔵されたスプリングの力で列車からロボットへ
貨車っとカシャッと一発変形する」のが特徴です。
また、商品開発はプラレールと同じ部署で行われたそうでトレインモード時にプラレールのレールに乗せられるようになってたりします。
初期は玩具のみの展開でしたが、玩具にOVAが付属したり、1997年から子供むけ乗り物紹介番組「
ブーブーカンカン」の1コーナーとして10分程度のアニメ「
超特急ヒカリアン」が放映されたり、2001年に30分枠のテレビアニメ「
電光超特急ヒカリアン」が放映されたりと度々アニメ化もされました。
ヒカリアンには正義の「ヒカリアン星人」と悪の「ブラッチャール星人」の2種類が存在し、
ブラックエクスプレスはブラッチャール星人の地球部隊(通称:
ブラッチャー)のリーダーで、
ドジラス(D51から変形)と
ウッカリー(C55から変形)という2人の子分を引き連れ日夜地球侵略(を目標としたイタズラ)にいそしむ
かなりちょっとマヌケなオヤブンです。
電光超特急ヒカリアンでは声優が千葉繁さんになった事でキャラの濃さが激増。
ヒカリアンにやられた時は毎回「
パンツはけよな~!」と捨て台詞で子供たちに注意喚起(?)したり、(一応)敵対関係にある主人公のケンタ君を「アイツは俺達の心のオアシスだからなぁ」と評したり、裏番組の「おジャ魔女どれみ」に猛烈な対抗意識を燃やしたりと色々つきぬけていましたw
そんなワケでブラックエクスプレスです。
オヤブンもトレインモードが存在しますがブラッチャールモード固定で変形はしません。
その代わりなるたけアニメに近いプロポーションになるよう心がけました。
サイズはヒカリアンの玩具よりも2回りくらい大きいです。
アニメだとブラックエクスプレスは普通のヒカリアンよりちょっと大きめに描かれる事が多いので、劇中では小柄なライトニングウエストなんかと並べると丁度いいかも?
「いくぞお前達!ヒカリアンどもをコテンパンにしてやるのだ!!」
・・・的なw
玩具版が変形ギミックの関係であまりポージングができなかったので関節は一通り動くように作っています。指も親指以外は独立して可動。
部下へのオシオキツール武器の「暗黒鉄球」も再現。
後で調べたら「暗黒マシンガン」なる武器もあるようですが、使ってるシーンを思い出せなかったのでそちらはナシです;
「愛して欲しいんだ~けど~~♪」
武器よりも「ニッコリタイプの目」とか「ヒーヒーカレーのカレー」とか日常系のオプションが欲しいですね。ヒカリアンは箱絵や敵味方問わずとにかくいつも笑ってる印象が強いのでニッコリ目はいつか再現したいなぁ・・・
最近目玉の柄の丸タイルパーツなんかも登場したのでドジラスやウッカリーも作れる・・・かも?
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