今日は新しいヒーローファクトリーの主役であるバトルマシーン群からピックアップ。
レゴ ヒーローファクトリー:インベーション・フロム・ビロウから「
44018 ファーノ・ジェットマシーン」をご紹介。
【3/1:本文加筆】
(各画像はクリックで拡大)
ファーノ、任務につけ!ヒーロー・ファクトリーが新型ジェットマシーンを開発した。これがあれば町をあらし回っているビーストやジャンパーをおとなしくできるはずだ。ジャンパーのすばやい動きに注意しろ。フレームガン(原文ママ)で熱を浴びせて、溶鉱炉に入れてしまえ。ウイングを広げたら、敵と距離を取れ。(カタログの紹介文より)
発売日:2014年2月7日
パーツ数:79ピース
価格:2139円(消費税5%時) 2200円(消費税8%時)
※当レビューでは付属のシールは使用していません。
パッケージはお馴染みのビニールタイプで上部にはジッパーも付いています。
表面上部のイラストは街に蔓延るジャンパーを撃つファーノと背後から忍び寄るジャンパーを描いたもの。裏面はギミックとミニフィグ及びその装備品の紹介となっています。
ジェットマシーンはビーストの襲来に際して
ロッカが
リモートビルダー / Remote Builder(現場でバトルマシーンを組み立てられる装置)で組み上げたファーノ専用のバトルマシーン。その名の示す通り飛行能力が持ち味で両肩には2基のジェットエンジンが装備されています。
アニメでは物語の前半に登場。
ジョー・ビーストに襲われ窮地に陥っていた
バルクと
サージを救う活躍をみせてくれます。その後フレイムガンの連続射撃を
ジョー・ビーストに浴びせますが、強烈な体当たりで地面に叩き落とされ破壊されてしまいました。
同クラスのバトルマシーンと比べて胴体部分にボリュームを持たせたデザインが特徴的。脚もやや短めで少しSD的な雰囲気?(ちょっとツインビーに似てる・・・かも?w)
他のマシーンは左右非対称なデザインが多いですが、
ファーノ・ジェットマシーンは概ね左右対称なデザインになっていますね。
フレームパーツを3次元的に組み合わせた胴体の作り方が凄く面白くてミドルクラスながら唸らされました、これはビルダーも一見の価値アリです。チーマのビルダブルフィギュアもそうですが、単純な人型から外れたことで一捻り加えたビルドが楽しめる点も
インベーション・フロム・ビロウシリーズの魅力と言えそうですね。
キャノピーは開閉可能で操縦桿も可動します。
コックピットユニットは脱着可能で緊急時には脱出ポッドとしても機能します。
両腕には
ファイヤーブレード/Fire Bladeを装備。1.0版のファーノやファイヤー・ロードが持っていたものと同形状で、刃の成形色はジョー・ブレードのものと同じ赤となっています。
ヒーローファクトリーの公式サイト(英語版)の武器の紹介コーナーでは剣とされていますが、玩具の紹介文(BIO)では
フレイムガン/Flame Gunと紹介されていたり、アニメではファーノ(1.0)のデュアルファイヤーシューターのように火炎弾を発射する銃として描かれていました。
もしかすると
フリーズマシーンの
ローリングアイスブラスターのように剣にも銃にもなる武器なのかもしれませんね。
武器と一体となった腕のデザインでいかにも洋モノといった感じ。
肘部分のボールジョイント受けパーツと武器の間の空洞というか凹みがちょっと気になりますが、幸いジョイントはあるので改造してみるのもいいかも。この凹みを無くすとより一体感が出てカッコよくなりそうです。
背中には
アジャスタブル ジェットモーター/Adjustable Jet Motorsを2基装備。
ジェットモーターの基部にはサーチライトも取り付けられています。
ジェットモーターはペグとボールジョイント接続なのでかなりグリグリ動きます。
背部には
ジャンパーを格納出来るキャニスターを装備。
通常のバトルマシーンはキャニスターを横向きに装備していますが、
ジェットマシーンはジェットエンジンがある関係で縦向きに装着されています。
両腿にはミニフィグの武器をマウントできるクリップがあります。
右肩のアーマーはプリントが入っています。
バトルマシーンのプリント入りアーマーの共通要素である「ヒーローファクトリーのシンボル」と「矢印」に加え、ファーノの炎をイメージしたファイヤーパターンが描かれているのが特徴的。
パイロットを降ろすとこんな感じ。
マシーンの全高はファーノのミニフィグの3~4倍くらいあります。ミニフィグを1.8mと仮定するとマシーンは5~7mくらいになりますかね。(普通のミニフィグを基準にするともっと大きいかも)
飛行メカということで同じく飛行能力を持つ
フライヤー・ビーストとサイズ比較。
フライヤー・ビーストはパーツを分散させて全体を大きく見せるデザインですが、
ジェットマシーンは中心(胴体)にパーツを集めて密度感を高めるデザインで、同じ空戦キャラながら見事に対照的なデザインになっていて面白いです。
余談ですがフライヤービーストとジェットマシーンは共に各陣営の空戦を担当するキャラクターなので発売前はアニメでひと絡みあるものとばかり思っていました・・・;
アニメでは顔すら合わせてない両者ですが玩具では絡めて遊ぶのも面白いかなと思います。
ファーノ・ジェットマシーンには
ファーノ/Furnoのミニフィグが付属。
カラーリングはヘルメットと手足が赤、アーマーがガンメタル(パールダークグレー)、インナーヘッドが水色(ミディアムブルー)となっています。
ヘルメットは1.0ないしブレイクアウト版をベースとしたデザインで、再現度が非常に高いです。
ミニフィグ用の武器としてミニガンと消火器が付属します。
なぜかパッケージのオモテ面では消火器のノズル部分を手に持ち銃のように構えていますが、消火器なので写真の持ち方で合ってると思います。
ジャンパーは黄緑色(ライムグリーン)のものが1つ付属します。
ジャンパーは背中を指で押さえるとジャンプします。
結構よく飛ぶので紛失注意。
各関節がボールジョイント接続なので可動します。
ジェットモーターが自在に動くので飛行ポーズの表情付けがしやすいですね。
では総評を。胴体の密度感はこのクラスのアイテムではピカイチで作りも非常に独創的です。他のバトルマシーンと比べるとギミックが少なめですが、ブロック遊びそのものが楽しい感じですね。
デザインは色合いや飛行能力といった華やかな部分もありつつ、サーチライトや武器と一体化した腕など渋い部分もあって好きです。
パーツ面では珍しいパーツは少ないですが使いやすいものが多く、また左右対称なデザインなのでたいていのパーツが2個以上揃うのも歯がゆさがなくていいかもw
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