今日は珍しくカメラ用のアクセサリーを購入したので紹介したいと思います。
実は昨年末にカメラを買い換えました。
今まではPentaxのコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)を使っていたのですが、長年使っている内にバッテリーと本体の端子との接触が悪くなり、撮影中に度々電源が落ちたり、そもそも電源が入らなくなるなど撮影に支障をきたす程になってしまったので、思いきってNikonの一眼レフカメラ「Nikon D5200」に買い換えた次第です。
そして、今回購入した
Nikon MC-DC2は同社の一眼レフに対応したリモートレリーズです。
リモートレリーズ(リモートコード)とは、
カメラのシャッターを離れた場所から切る為の道具です。「写真館や集合写真を撮る時にカメラマンさんが手に持っているスイッチ」というとピンと来る人もいるかもしれませんね。
カメラには元々シャッターボタンが付いており、当然そのままでも撮影できるのですが、カメラマンさん達がわざわざリモートレリーズを買って増設するのにはちゃんとワケがあります。
結論から言うと「
手ぶれ対策」です。
写真を撮る際、シャッターを切る為にカメラ本体のボタンを押すと同時にカメラ本体が少し揺れます。すると被写体からの光がカメラのセンサーに真っすぐ入らず、結果として映像がボヤけてしまうのですね。
手ぶれを防ぐ方法は単純で、カメラを一切動かさなければOK。ぶれを防ぐ方法は幾つかありますが「三脚での固定」と「セルフタイマーかリモートレリーズの使用」が代表的です。前者はカメラの物理的な固定で、後者はカメラのシャッターを押した後に切れるようにするか、あるいは本体から離れた場所にスイッチを持ってくる事でシャッターを切る際の揺れがカメラ本体に伝わらないようにする、という仕組みですね。
内蔵のセルフタイマーを使うのが最も安上がり(元々カメラに付いてる機能なので)ですが、D5200には2秒タイマー機能が無い上に10秒タイマーも写真を撮る度に毎回セットしなおさなければならず不便です。
そこに登場するのがリモートレリーズです。
リモートレリーズ本体はこんな感じ。
本体は手に収まるくらいの大きさで、重さもかなり軽いです。
機能は3つあり、スイッチ半押しでピント合わせ、全押しでシャッターが切られるようになっている他、スイッチをスライドさせる事でボタンがロックされシャッターを開きっぱなしに出来るようです。当ブログのようなブツ撮りでは使う機会がなさそうですが夜景や星空を撮るときには便利な機能だと思います。
Nikon D5200はワイヤレス(赤外線)タイプのリモコン(Nikon リモコンML-L3)にも対応していますが、あちらは半押しでのピント合わせが出来ないので手ぶれを抑える事が目的の場合はMC-DC2の方が便利ですね。赤外線タイプはリモコンとカメラのセンサーの向きによっては赤外線を感知できない場合があるのに対し、有線なので確実に動作する点もグッド。
装着はカンタンで、D5200の場合は左側面のスロットに端子をセットすれば取り付け完了。特に本体のモードを切り替えたりという事も必要なくすぐに使う事が出来ました。
リモートレリーズ装着状態でも本体のシャッターボタンは生きており、状況によって使い分ける事が可能です。
端子の抜き差しは電源を切った状態で行うよう説明書で指示されているのでその点は注意が必要そう
ですね。
ちなみにMC-DC2の対応機種は公式ページによれば、Df・D610・D600・D5300・D5200・D3300・D3200・D3100・D5100・D5000・D7100・D7000・D90・COOLPIX A・COOLPIX P7800・COOLPIX P7700となっています。
2008年発売のアクセサリーなので、一部の通販サイトでは新しい機種の名前が載っていない事がありますが(私はヨドバシ・ドットコムで購入しましたが商品ページの対応機種の欄にD5200の名前はありませんでした)、公式ページに載っている対応機種ならばキチンと作動するようです。
装着状態だとこんな感じ。ケーブルの長さは1mで、スペックを見た時は「ちょっと長い」と思いましたが、実際に触ると思いのほか丁度いい長さで、特に三脚にカメラを設置した際にはベストマッチしそうです。
スイッチの感触も良好でキチンと半押し・全押しを調節できていい感じです。
それにつけても「レリーズを使うと画質よくなるよ!」という話をしているのに肝心の一眼レフやレリーズが被写体なので(写真はスマホで撮影)それを伝えられないのが・・・残念!(苦笑)
今後はこのリモートレリーズを活用してバシバシ写真を撮っていきたいですね。
Amazonや家電量販店だと2500~3000円ぐらいです。
サードパーティから出ている互換品も色々あるようなのでそちらを探してみるのもアリ?
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