・44016 ストーマー vs ジョービースト / Stormer vs Jaw Beast (9.99ユーロ)
今シリーズのヴィランは全てヒーローよりも遥かに巨大で、その姿もこれまでの「怪人」的なデザインのヴィランとは異なり「怪獣」のような風貌が特徴的です。
シリーズのサブタイトルでもある「
Invation from Below / インベーション・オブ・ビロウ」は訳すと「深淵からの侵略」といった意味合いで、今回のヴィランはブレインアタックのアニメのラストで示唆されていたようにマクヒーローシティの遥か下の地底から攻めてくるものと思われます。(バイオニクルでいうところのボロックのような感じ?)
ジョービーストは不完全な手と二足歩行も出来そうな脚を備えたデザインのヴィランで、ヒーローサイドに入っているフィグサイズの四つ足ヴィランと後述の2体の中間のような感じ。ひょっとすると四つ足ヴィランは幼生で成熟するに従って二足歩行になる・・・などなど想像が膨らみます。
ミニフィグはストーマーが付属。
形状も装備も画像を見る限りではフリーズマシーンに入っているものと差異はなさそうな感じ。
パーツ面ではクリアブルー系のフレームパーツが目を引きます。汎用性は微妙なトコロですが沢山集めてリング状にしたり螺旋状にしたりしたら綺麗かもしれませんね。(水流のエフェクトみたいな使い方も出来るかも?)
他には手や尾に使われている新型の爪パーツが気になりますね。表面はフラットで裏面にシャフトが付いている模様。肉抜きは大胆ですが形状自体はクセがないので汎用性は高そうですね。色は黒以外に、来年再始動するニンジャゴーでパールゴールドのタイプも確認されています。
足パーツも新規で、ファントーカで登場した足とロージョーの手を合わせたような形状で、同じパーツを用いている新ニンジャゴーのドラゴンの画像を見るに爪の間には3mm棒が設けられているようです。
・44020 ブリーズ vs フライヤービースト / Breez vs Flyer Beast (14.99ユーロ)
ミドルクラスのヴィランであるフライヤービーストはその名の通り空を飛ぶ怪獣。
ジョービーストと見比べると分かりますが今回のヴィランは頭部形状が全て同じで成形色とプリントで差を出している模様。上顎と下顎は別パーツ化されており、恐らく可動するものと思われます。
翼はウルトラビルド版バットマンのようなBEN10の尻尾を使った表現。翼は膜があった方が見栄えはしそうですがコストを考えると止むを得ないところでしょうか。
右腕には棒状の物体を持っていますが武器というには不思議な形です。人工物風のディティール(パーツ自体もCITYなどで建物の柱などに使われるもの)ですし、もしかするとへし折った鉄塔の先端のようなものかもしれません。
ミニフィグはブリーズが付属し、ブリーズが入っているのはこのセットのみ。例によって空戦装備で、武器はオレンジ色(クリアオレンジ?)のチェーン。汎用性はともかくこのタイプのチェーンでオレンジ系の色が出るのは初めてだったような気がします。
パーツ面では際立って珍しいものはありませんが、左腕の爪がちょっと気になるカンジです。組み方は解像度が低いのでわかりませんがコネクタ類が他のヴィランより多く使われていそうな印象ですね。
・44021 ファーノ&エヴォ vs スプリッタービースト / Furno & Evo vs Splitter Beast (19.99ユーロ)
スプリッタービーストはラージクラスのヴィランでその名の表す通り双頭の怪獣。
先輩格(?)のスプリットフェイスは顔だけでなく胴体も左右非対称になっていましたが、スプリッタービーストは双頭ではあるもののそれ以外は左右対称なデザインとなっているようです。
棒状の物体を持っていますが武器というには不思議な形状で、先のフライヤービーストが持っているものを鉄塔と仮定するならば、こちらは街灯のようなものかもしれませんね。
ミニフィグはファーノとエヴォが付属。
アングル的にヒーローフィグの形状が確認しやすいですね。
突進するスプリッタービーストの足にチェーンを引っ掛けて転倒させようとしているシーンのようですね。質量差でふっ飛ばされそうな気もしますが・・・アメコミを見る時は質量の概念は捨てましょう(苦笑)
パーツ面ではクリアオレンジの爪パーツが目を引きますね。パイロックスを買い逃した人はチャンスかも。
今回のヴィランは共通するパーツが多いので「このセットならでは!」というパーツは少ないですが、逆に言うとデザインやミニフィグ基準で選んでも新パーツが一通り揃うと思うとそれはそれでという気もします。
COMMENT
No Title
巨大な『KAIJU』と戦うというコンセプトは、やはりパシフィック・リムの影響を受けているんでしょうか。