Bioniclers' Nestに「44005 ブルーザー / Bruizer」のレビューを掲載しました。
※諸事情で閉鎖となりました、ご容赦下さい。
今シリーズは何を思ったか国内販売前にコンプリートしてしまったので、ヒーローとヴィランを交互にレビューしていく予定なので、ヒーローファクトリー:ブレインアタックのヴィラン側のレビュー第一弾はバルクのライバルとされるブルーザー。
「岩」部分はバイオニクル系シリーズでは非常に珍しい新濃灰なのですが、ガンメタルやフラットシルバーなど意外と金属色が多く、いわゆる「岩男」というよりも、金属の鎧を着込んだ「岩族の闘士」といった趣。
コンセプトデザインの完成度は高く、見るからに痛そうな右拳の甲のスパイクや、右腕の力強さを強調しつつギミック用の機構を隠すプロテクターなど、「超強力な右腕」というブルーザーのキャラクターを際立たせる工夫がしっかりと盛り込まれていて非常に好感が持てます。
左腕のダガーも2ピース構成という単純な作りでありながらキチンとそう見えるようになっていて面白いです。
ブレインアタックシリーズで推されている「手動ギミック」もブルーザーのパンチギミックが最も完成度が高いですね。パンチギミックはギアギミックでこそないですが初期のバイオニクルを彷彿とさせてちょっと懐かしい気分に浸れます(笑)
大きな長所を持つ一方で、弱点もいくつかあります。
1つは右腕とボディの裏面の寂しさが弱点で、特に右腕のリフトアームが悪目立ちしてしまっているのが惜しいです。背面に関しては今期のヴィラン共通の弱点で本来はブレインの尾で多少誤魔化されるハズなのですが、尾の先端を背中に垂らしても首の可動が阻害されたり、すぐに外れてしまうのが歯がゆい感じ。
もう1つは可動面で、右腕はギミックが入っている関係で肩口で回転する以外に動かしようがないのでポージングがちょっと難しいです。
右腕の可動化自体は少しのパーツがあれば簡単に出来るので、可動派の人は改造してしまうのも手だと思います。ついでに背面にもパーツを配してやりましょう。
パーツ取りの面では、新濃灰の岩系パーツが気になるところですが、メカ系パーツではないので普通に使うのは難しそうな感じ。ただ、ネイチャー色の強いバイオニクルや下半期に出るであろうチーマもありますので、それらと組み合わせるというのも1つの手かもしれません。
他にも2つ合わせて石槌にしたり、ジオラマの背景に使ってみても面白いかも。
その他はトランスネオンオレンジのHFアーマーやオレンジのロボアームがちょっと珍しいですかね。
ガンメタルのパーツも使い勝手の良いものが入っているので、持て余してしまいそうなパーツは意外と少ないかも?
ちなみにクリックブリックでは2/15より発売です。
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