Bioniclers' Nestに「
6283 ヴォルティックス / Voltix」のレビューを掲載しました。
現時点で「装備盛っちゃう系」の最右翼であろうヴォルティックス。
実はコア・ハンターより気に入っていたりします。
ことチューブの使い方が上手い。
これまでもチューブを使ったキャラクターは沢山いましたが、多くはその軌道が単調でシックリこない取り付けられ方がされてる場合が多かったのですが、ヴォルティックスは2色のチューブをそれぞれ異なるカーブを描くように取り付けられており、ポージングすると硬質パーツにはない独特のカーブを描くのが良いですね。
全61ピース構成の中型モデルでありながら、「ガンメタル」「赤」「紫」「黄色」「青+透明」「半透明水色+半透明黄色混色」「黒」と7色もの色を使っていますが、フレームを「赤+黒」、装甲を「ガンメタル」「紫」とキッチリ分けたり、チューブをエナメルコードを連想させる赤と青にしたりと、工夫された配色になっているので実物は結構統一感が感じられます。
こういった配色の工夫はオリジナル作品を作る上でも凄く勉強になる部分だと思います。
ヴォルティックスはシューターギミックだけでなく、ライトニングウィップの回転ギミックや背部ユニットの展開ギミックなどの手動ギミックがいくつか搭載されていますが、個人的にはどちらもパッとしない感じなんですが・・・本来の対象層であるチビっこ達はワイワイやれるかも?
フィギュア・素材として買ってる私としては、背部ユニット展開ギミックよりも火花のエフェクト部が取り外せるようになっている方が嬉しいのですが、まぁ来年からはエフェクトパーツはエフェクトパーツで出すような方向に向かってるようなのでよしとしましょう。
パーツ取りとしては、その多色ぶりが仇となって特定の色を狙ってのチョイスがしずらいのが難しいところ。
ただ、ガンメタル系のパーツは勝手が良いものが揃ってますし、火花パーツや紫のアーマーなど使いこなせば強力な個性になるようなパーツも色々入っているので、ワンランク上のビルドを目指すニクラーは配色の勉強も兼ねて買っておいて損は無いと思います。
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