待ちに待った(?)ニンジャゴーの夏季新製品が遂に発売。
その中から今回は「9448 サムライ・ロボ」をレビューします。
サムライ・ロボ:フロント&リアビュー
何とも言い難いこの「SAMURAI感」「コレジャナイ感」が芳ばしいですね!
レゴロボの中では大きめの部類で中々ボリューム感があります。
腕や脚のポチスロを用いた鎧表現は中々良い感じ。
スピナーのカスタムパーツを胸に持ってくるあたりは大河原メカ的なテイストを感じたり(今回はシール未貼りなので無地ですが、本来は中心に炎を模したエンブレムが入る)と、レゴのこれまでのロボ系製品に比べれば頑張ってる方と言えそうです。(てつじんさん曰く「『鉄人28号』から『最初期のガンプラ』くらいにはなった」)
サムライ・ロボ:フェイスアップ
兜の(特に兜飾りの)造型はかなり秀逸と言えるかと思います。
が、何処が目なのか、そもそも目がないのかが分からないですな・・・;
やはり人形の類は顔が最も重要なファクターなのでもうちょっと頑張ってほしいかも。
あ、ちなみに背中から伸びている幟に貼るシールには「名誉」と描かれています。
TFのSGドリフトのボンネットに描かれている「定」も謎ですが(一応「さだめ」という意味で書いたらしい)、それに負けず劣らず謎ですなあ・・・
サムライ・ロボ:コックピット
ロボの兜部分と前面の柵(?)がガバッと可動します。
コックピットは割とゆったりとした作りなので鎧兜を身に纏うサムライXも余裕を持って乗せられますね。
続いては武器の紹介。
シークレットウェポン・ワーン! サムラァイ・ブレェエエドッ!!
サムライ型ロボということでちゃんと日本刀が付属します。
同形状のパーツはヘビヘビ・コプター(パールダークグレー)やストーム・ジェット(パールゴールド)にも入っていますが、フラットシルバーのタイプは今のところサムライ・ロボのみ。
形状的に蛮刀にしか見えないですが(笑)、シンプルな形状のブレードパーツは結構貴重。
掌部分の十字シャフト穴に接続するので保持力はバッチリ。ここはレゴロボの良いところですね。
左腕にも同じジョイントがあるので左手にも持たせることが可能です。
刀を持たせるとこんな感じ。
肩章っぽい肩アーマーとサーベルっぽい刀のせいかなんかむしろペリー臭い(爆)
シークレットウェポン・トゥー! ゴールド・フィンガァアアッ!!
どうみてもSAMURAIですね、ありがとうございます。
暗殺屋である忍者ならばともかく、こういう敵にダメージを蓄積させる類の武器って武士の美学に反する気が・・・;
あ、指は両腕共にそれぞれ独立可動しますよー
シークレットウェポン・スリー! タネガシマァッ!!
まぁ、江戸時代にも銃火器はあったはずなので間違ってはいないんでしょうが、やっぱり大砲って明治政府軍のイメージが強いのでなんとも・・・;
レゴではお馴染みの大砲パーツなので解説は不要かもしれませんが、後ろのツマミを引っ張るとバネで砲弾を飛ばせます。結構遠くまで飛ぶので面白いですよ。
シークレットウェポン・フォー! レーザーキャノォオオンッ!!
ここまで来るともう弁解不能(苦笑)
しかし、何気にレアパーツの塊なのであながち馬鹿に出来ないという・・・
シークレットウェポン・ファーイブ! ジェットブースタァアア!!
そして極めつけはまさかのジェットパック。「こいつ・・・飛べるぞ・・・・・・!」
造型は中々良い感じで、角度調節も出来るステキ装備になっています。
可動はそこそこといったところですが、DX戦隊ロボとかよりは動くので子供向け玩具としては十分?
膝部分の可動がオミットされていますが、アングルコネクタ接続なのでアトランティスのクラブガーディアンなどに入ってるカチカチヒンジに変えてやるとポージングに幅が出るかも?
ロボとサムライXの他、敵役であるヘビヘビ族のバイター(黒)、スナイク(オレンジ)のミニフィグと、
投石機のようにヘビヘビ族を撃ち飛ばす装置が付属しています。
・・・あれ、ヘビヘビ(コンストリクタイ)族の方が大和魂秘めてる気がw
ちなみにコンストリクタイ族は全員脚が短い(子供用)タイプで統一されてる様子。
スナイクは普通のフィグに準じるタイプなのでちょっと地味ですが、バイターは中々男前な頭部パーツで良いですね。
『サムライX・・・ いったいどこの中華娘なんだ・・・』
『サムライXの正体はニャーだったんだ!(な、なんだってー!(棒))』
・・・というわけで、サムライXは実は赤忍者の妹のニャーなんですね。
いやはや、日本で流行りの男装キャラを出してくるとは・・・
薄い本が出るな・・・(※出ません)
さて、お約束のネタを通り蒔いたところで続いてはサムライ・ロボに入っている珍しいパーツの紹介。
まずはコレ、裏面(というかむしろ表面)がポッチになっているタイルパーツ。
この手のパーツは円形でややカーブがかったものがあったのみなので革命的。
今のところサムライ・ロボに濃灰色が3個入っているのみのようですが、これからもっと種類が増えていくことに期待したいです。
お次はコチラ、パワーファンクションのエアチューブ用コネクター。
サムライ・ロボ以外では定価が2万円以上するウニモグに(しかも2個だけ)しか入っておりません。
十字シャフトと3mmバーが良い感じに付いているパーツなのでメカの可動部に使うとよさそうですねー
続いてもテクニック系のパーツ。
一見すると別に珍しくもない感じなんですが、これはブロック部と十字シャフト部の間に1/2ポッチ分のスペースがあるので、これに貫通TBを取り付けるとシステムで造型した部位をコンパクトにTBジョイント対応させる事が可能です。
廃番も含めて13種類のセットに封入されていますが、入っているセットが割と高めのものが多く、封入数も少なめなので正攻法で数を揃えるのはちょっと難しいかも?
そしてフラットシルバーのブレードと黒い貫通TBがそれぞれ1個づつ入っています。
黒のTBはストリンガー(2012)やモンスターファイターズの城にも入っているので、こえだけを目当てに買うのは非効率的ですが、他のパーツと併せて考えると悪くないかも・・・?
他にも濃赤のトレイン窓など、珍しいパーツが色々入っているのでブリックリンクでチェック!
・BlickLink:
http://www.bricklink.com/catalogItemInv.asp?S=9448-1
Amazon.jpでは4000円を切る値段で購入可能です。
「激闘ドラゴン・バトル」のウルトラ・ドラゴンも芳しい仕上がりで面白そうです。
COMMENT
No Title
ピロシといいます。
イグさんのブログはずっと前から見ていました!
僕もバイオニクルのブログをはじめたので、よかったらイグさんもきてください!
ニンジャゴーとてもかっこいいですね!
ぼくも欲しくなりました。
それではよろしくおねがいします。
No Title
でも……幕末くらいのからくりロボって雰囲気になってるのは事実ですよね。見れば見るほど「そんなに悪くないいんじゃないか」と思わされます。搭乗員紅一点ですし。
てつじんさんの言葉は同感です。
ところで、せっかく出まわるようになったダークレッドの飛行機窓使い方早く考えませんと(笑)。
>ピロシさん
>ブログはじめました
拝見しました。これからの更新楽しみにしています。
>ニンジャゴー
ニンジャゴーは構造が結構凝ってるので中々組み応えありますよ~
>関山さん
違和感は感じものの洋トイ特有の“味”も色濃く出ているので、そういう視点で見ると面白いアイテムかなと思ってます。
パーツ構成的にも死にパーツは皆無なので損はしなさそうですよね。
>紅一点
エクソの娘(ヒカル)よりは可愛いですしね(笑)
サムライX装備も結構正統派な甲冑デザインなので中の人を入れ替えれば「武将」として使えそうです。
>てつじんさんの言葉
正に「言いえて妙」といいましょうかw
まだ日本のメカデザインには及ばないながらも、なんやかんやジワリジワリと近づいてきていると思います。
CUUSOOのヴァルキリー製品化プロジェクトなんかは日本のメカデザインへの理解を進める良いキッカケになりそうなんですけどねぇ・・・
ニャー
薄い本て・・・
カイは兄思いの妹を持って幸せ者ですね。
お転婆そうだけどw
武士ロボ・・・ッ!
あと知ってるかもしれませんが一応。戦国時代でも既に大筒(大砲)が使われていた模様!
No Title
お金に余裕があったら買おう・・・