嗚呼、栄光のデストロンよ： 人事異動だデストロン！（１）

とある世界のとある場所・・・
これは「デストロン」と呼ばれる“悪の”組織の物語・・・

※かなり俺設定に走っているので、そういうのがニガテな人は見ないでネ



地球暦200X年。
メガトロン率いるデストロンは地球におけるサイバトロン最大の防衛拠点「スクランブルシティ」への侵攻を開始、両軍の総力戦「グレート・ウォー」が始まった。
その際、敵将のコンボイはメガトロンとの1対1の闘いで深手を負い戦死。
勢いに乗ったデストロン勢力はサイバトロンを圧倒し、スクランブルシティ攻略に成功。
グレートウォーは「デストロンの勝利」という形で終結した。
しかし、デストロンの払った犠牲も決して少なくは無かったのであった・・・



メガ様「バカ者ッ！　こんなシリアスなコーナーではないわ！！」

申し訳ありません、メガトロン様ッ！！！

メガトロン「うぅむ、憎っきコンボイを葬り、シティーコマンダー・ウルトラマグナスも行方不明、
　　　　　　　あんな若造の仕切るサイバトロンの残党ごときに何故ワシ等は手こずっておるのだ？」

サウンドウェーブ「我々ノ作戦ヲ阻害スル要因ガ内部ニアルノデハ？」

メガ様「我が軍に『足手まとい』がいるということか！」








メガ様「なるほどな・・・（ちら）」









スタースクリーム「ヘッ、足手まといがどーこー以前に貴方がリーダーであることが問題なのですよ
　　　　　　　　　　　　これからの時代は貴方の様な老いぼれではなく...（以下略）」










ラムジェット「ハッ、また始まったぜ・・・」

アストロトレイン「俺らもヘマする時があるが、アイツと比べちまえば物の数にもなりゃしねぇよ」

ラムジェ「まったくだぜ」

スタスク「なんだとぉ！！！」








オンスロート「こうなれば、誰が足手まといなのかハッキリさせましょう
　　　　　　　　　事態を後回しにしても我等にメリットはありません」

メガ様「オンスロートの言う通りだな、『善は急げ』とも言うからな
　　　　　サウンドウェーブよ、何か良いアイディアはあるか？」

音波「ソレナラ、公平ニあんけーとヲ取ルノハドウダロウカ？」

メガ様「うむ、それが良いだろう」









メガ様「貴様等の公平な判断に期待しておるぞ！」

音波「さぁ、キミも投票だァ！！！（政宗節）」







◆破壊大帝メガトロン

デストロンのリーダーでSF拳銃に変形。
冷酷で残虐な悪の帝王・・・　のハズなのだが、「根は優しいから」と慕う部下も多い良い上司。
クリーンでなエネルギーが大好きなエコロジストで実は発明好きだったりもする。
スクランブルシティ攻略時のコンボイとの戦いで重傷を負うが、
「Ｎ-ストライク・マーベリック」を再スキャンすることで一命を取り留めた。
「圧制をを通じての平和」がモットー。



◆情報参謀サウンドウェーブ

デストロンの実質的なNo.2でオーディオプレイヤーに変形。
メガトロンが最も信頼する部下の一人で、彼の腹心的存在。
胸部から小型ＴＦ「カセットロン」をイジェクト（射出）できる。
カセットロン部隊のリーダーであり部下からも慕われる素敵な中間管理職。
噂ではハッチ内は四次元空間に通じているとかいないとか。
元来は日和見主義者だが永らくメガトロンに忠実に従っているのは、
「メガ様日和」が果てし無く続いているからであろう・・・たぶん。



◆航空参謀スタースクリーム

デストロンのNo.トゥーで戦闘機「F-15イーグル」に変形。
No.2なのに3番目に紹介されるのは御愛嬌というかお約束？
野心家で破壊大帝の座を狙っているが、天性のマヌケさで目的が達成されることはまず無い。
普段は強がっているが結構な寂しがり屋だったりもする為に、
「ツンデレ」呼ばわりされることもしばしば。



◆航空兵ラムジェット

デストロンの一般兵でジェット機に変形。
自称、銀河最強のジェットファイター。
射撃武器より頭突きによる攻撃が好きな変わり者だが、普段は常識人。
同僚のコーンヘッズよりは根性があるので頑張る時は結構しっかり頑張ってくれるヤツ。
最近、白いお肌を守る為にUVケアに興味を持ち始めているとのこと。



◆輸送参謀アストロトレイン

スペースシャトルと高速鉄道に変形するトリプルチェンジャー。
縁の下の力持ち的存在で兵員輸送から資源輸送まで幅広く活躍。
本人に自覚は無いようだが、体のサイズを自在に変えることができる。
実は結構な鉄道好きで、高速鉄道形態はとある国の「キューシュー」という地方でスキャンしたとか。



◆攻撃参謀オンスロート

元コンバットロン部隊リーダーで警察仕様の装甲車に変形。
作戦立案・指揮に関してはかなりの知識とカリスマを持ち、
最初はバラバラだったコンバトロンも彼の能力を認め、彼をリーダーとすることで自然と纏まった。
単体での能力を評価され合体兵士並の力を持つ体にパワーアップしたが、
同時にコンバットロン部隊は事実上の解散となってしまった為、腑に落ちない部分もあるらしい。

～投票コーナー～

メガ様「６月２日まで投票可能だぞ！」



メガ様「まぁ、結果は見えているのだがな（ちら）」

スタスク「何ぃ、人をコケにするのもいい加減にしやがれ！　今に見てろよぉ！！」
 
さて、彼の運命やいかにっ！

スタスク「だから何で、俺様が前提なんだっ！」

メガ様「誰も貴様だとは言っとらんぞぉ～？（ニヤッ）」

スタスク「ぐぅぅ・・・」