まずは定番のライセンスシリーズ、
レゴ スターウォーズ。
2012年の共通ロゴはEP1で華麗に活躍したシス、ダース・モール。
ここ数年はアニメとの兼ね合いもありクローントルーパーが主でしたが、
これからは映画シリーズにスポットを当てた展開をしていくという事でしょうか。
ちなみに、ロゴのダース・モールがラインナップに含まれていないのは、
このロゴが基本的に全SW商品(普通のフィギュアとか)にも使用されるものである為の様子。
さて気になる2012年のラインナップは、
EP4~6で活躍したSWの定番メカ、X-ウィングがリニューアルして登場。
記憶が定かならば5年ぶりくらいのリリースでしょうか。
旧モデルが元々完成度の高いアイテムだったこともあり、安心のSWクオリティです。
ライバル機であるTIEファイターは劇的な進化を遂げています。
というかそもそも、なぜ昔のモデルが青のパーツを使っていたのかが「?」でありますが。
また画像にはありませんがB-ウィングもリリースされるようです。(ストア限定?)
ついつい花形メカに目がいきがちですが、ここはコマンドー・ドロイドの製品化にも注目。
クローンウォーズによく出てくる敵メカなのでファン垂涎?
ただドロイドボディはそろそろ新型出しても良いんじゃないかなぁ、なんて思ったり。
後、ジオノージアン(ジオノーシス人)が羽付き版で再登場を果たしていますが、
昔のバージョンの方が虫っぽい羽根で良かったかも。
(というかジオノージアンの羽って茶色だった気が)
個人的に今季イチオシなのがこの『
DINO』シリーズ。
前年のエイリアンコンクエストやファラオズクエストに続く、
クラシックアクションテーマ(勝手に命名)の新作。
内容と世界観は「世界の冒険シリーズ:恐竜編」を思わせます。
無論、ジュラシックパークが根底にあるのは言わずもがな。
ややバトル臭がするのは… まぁ、ただ逃げてるだけじゃ芸がないですしねぇ…
(スペースポリスやエイリアンコンクエストだって戦いのシリーズですし)
その辺りは世界の冒険シリーズみたいに密漁団を設定すればバランス取れたかも知れませんが、
それはそれでワールドレーサー化しかねないような気もするので難しいところ。
シリーズの目玉である恐竜のフィグは実物の恐竜に近いスケールでのリリースが嬉しい!
キャッスルのドラゴンのような大味とも取られかねない、
大型のフィグはティラノサウルスだけに抑えて、
大半をフィグと絡めるには程よいサイズで固めているのは好感が持てます。
造形が全体的にキリッとしているのも良い所かなと。
個人的にはトリケラトプスと右上の黄緑の肉食恐竜が気になる感じ。
セットの核となるメカニック各種もなかなかカッコいい。(特に水上飛行機がクール)
ただ難点を言えば各ビークルの活動拠点となりうるような、
基地・本部系アイテムが無いのはちょっと寂しいところ。
各セットにそれぞれ基地の一部(飛行機系ならレーダー室とか)が入ってて、
食玩みたいに「集めて繋げると本部になるぞ!」みたいなのがあると良かったんだけどなぁ。
(何故かこういう類のものがモジュールタウンしかない不思議)
【追記】よく見たら基地も出るみたいですね。
スピンジュツと議論の嵐をもたらした
ニンジャゴーは2012年も続投。
前年はガーマドン卿率いるガイコツ軍団と激闘を繰り広げましたが、
2012年シリーズではなんと
コブラ軍団と死闘を繰り広げる模様。
え、なにこのG.I.ジョー?
巨大ドラゴンを駆って戦ったニンジャ達は最新鋭のメカに乗り換えた!
え、なにこのT.M.N.T?
ニンジャサイドは忍者装束から
まさかの剣道着へとコスチェンジ。
NINJAがSAMURAIとかSHOGUNにジョブチェンジするのは、
良し悪しはともかくもう既に慣れっこですが、剣道着にチェンジは・・・
剣道家(武術家)って忍者(殺し屋)よりも下位クラスのジョブな気が・・・
まぁ、日本の学園風景を作る上では役に立つかも?
敵キャラクターが蛇(コブラ)をモチーフとしたものなのは、
恐らく蛇の姿をした神様『ナーガ』から来ているのかもしれません。
一応、インド方面(ヒンドゥー教)の神様なので『東洋』の枠内ではあります。
ただ、西洋(特にキリスト教の盛んな地域)からすれば蛇ってのは悪の権化なので、
ナーガの神聖な要素を全て吹っ飛ばして悪役キャラにしちゃった可能性があります。
(「他宗教の神様=悪魔」の悲しい法則が発動でしょうかー)
もっとも、骸骨と並ぶワルモノ要素として持ってきたのが蛇だっただけかも知れません。
(ただそうすると完全に東洋の要素がほぼ消失という)
さて、シリーズコンセプトについてはもうツッコんだら負けというか、
ツッコむ方がヤボなレベルなのでセット内容を見ていきましょう。
ニンジャゴー最大の特徴であるコマ。
今回新たにコマ本体用のカスタマイズパーツが登場するようです。
このパーツは各ビークルにも効果的に用いられており、工夫が利いてて面白いです。
ただ日本人的感性から言えば、ベイブレード化してる感じは否めないですね(笑)
各ビークルはカッコ悪くはないですね。
ただ味方のマシンはアクションテーマとしては良くも悪くも普通な感じ。
エージェントやワールドレーサーと差別化されていないのがちょっと引っ掛かります。
敵のビークルはガイコツ勢のメカに引き続きフロントに種族(ヘビ)の意匠が。
希望を言えばライムグリーンより濃緑の方が助かるんですけどねー
でもまぁ、嫌いではないですかね。
ベルビル終了から1年以上の沈黙を経て再び登場。
噂の女児向けシリーズ『LEGO Friends』。
パステルカラーの建物や小物類の充実は女児ものならでは。
完全新規規格のフレンズフィグはミニフィグの弱点であった、
ファッション面・オシャレさを強化したものとなっています。
やはり旧来のフィグってどうしてもスカートが似合わないんですよねー
フラットボディーはプリントの陰影で擬似的にくびれを作り、
ロングスカートはスロープパーツでなんとかクリアしていますが、
それがオシャレでキュートかというと、一般基準から言えば違うだろうと思うんですよ。
そもそもレゴブロックのセットに男性のミニフィグが多いのって、
(もちろん男児にウェイト置いた方がの方が売れやすいというのもあるでしょうが)
実はこのスカート問題が深い部分に根ざしていると思うんですよね。
ズボンは基本単色で済むので圧倒的にコストが掛からないわけですし。
さてさて、建物各種も中々面白いテナントがそろっています。
この辺りをアレンジ・強化してモジュールタウンを作っても面白いかもしれませんね。
COMMENT