世界観:
「戦闘機兵」は従来の兵器と比較すればそれほど優れた兵器ではなかった。
しかし、原油の枯渇によりそれに依存していた多くの兵器が衰退したこの星、この時代では、
特異な動力と優れた耐久性を有する彼らは強力な兵器として君臨している。
機体解説:AT-W4 バサルト
兵装:対機兵用アサルトライフル×2 対人機関砲×2
装備:サーチライト アンテナ
AT-W4バサルトはAT-W1オブシディアンの後継機として開発された、
機甲師団・強襲戦闘隊の中核をなす歩兵型機兵である。
両腕には対兵器アサルトライフルを装備し、腹部には対人機関砲を2門装備している。
高い純度のグラスセルを用いた神経系の形成に成功しており、
安定した生産性を保ちながら、優れた機体精度を実現している。
火力や機動性などでは対抗機種に一歩劣っているが、
信用度が高い機体に仕上がっており、操作性にも優れているので搭乗者からの人気は高い。
比較的初期の機体であるが細かな改装を重ねる事で長きに渡り運用され続ける事となる。
また、通信機器やレーダーを改装した指揮官タイプが少数ながら存在し、
火器等を変更した派生機も多く存在する。
△AT-W4バサルト:フロント&リアビュー
『Bioniclers' Nest』で開催された『Bionicling!!』の第2回の為に製作。
テーマが「フィグ乗りニクル」だったので、手堅くメカ物にしてみました。
オーソドックスなデザインである以上、作りこみ面で手は抜けないので、
普段よりも気合を入れて細部を作りこむように心がけています。
第五回ニク魂で拝見した
ペグオ氏のボロックキャノピーを用いたメカがとてもカッコよく印象的で、
是非とも自分もボロックキャノピーを用いてニクってみたいと思っていたので、
今回はそれをメインに据えたデザインになっています。
全体的には共和国ゾイドのように兵器としてのリアリティを感じさせるものを目指しています。
腕を丸々火器にするという方針がかなり初期の頃からあったのですが、
製作中にたまたまホビー誌でマクロスに登場する陸戦メカ、デストロイド・トマホークを見かけ、
デザイン等が共通する部分も多かったので、参考にしている部分があります。
他にもゾイドはもちろん横山宏メカやボトムズ等も参考にしている部分があります。
後者は何となく程度にすら反映出来ていない気もしますが;
また、ヒーロファクトリーが発売したばかりだったので、
情報量の調節と宣伝(笑)も兼ねて積極的に用いています。
△AT-W4バサルト:コックピット
キャノピーはスライド式になっています。
ホビー誌に作例として載っていたHMMグレートサーベルのキャノピーがスライド式に改造されており、これがまた非常にカッコよかったので、それに影響されてこの方式にしてみました。
実在のものを参考に組んではいますが、アサルトライフルとしては砲身が短すぎるような気も:
ロボに単発銃というのは幾ら何でも論外なので、弾槽も作ってあります。
ベルト給弾式も考えましたが、木に引っ掛けようものなら切れちゃいそうなので見送り。
プレートがカーブするように接続する方法はシステムではかなりポピュラーだそうです。
それにしても、この手のロボって弾切れたらどうやってカートリッジ交換するんでしょうね(苦笑)
△AT-W4バサルト:ポージング
一通りの間接が可動しますが、脚周りの可動は甘めです。
足首もあまり動かないので、普通のニクルと比べると接地性が良いとは言えません。
まぁ、あまり派手なポーズを取らせるタイプのものである点が救いでしょうか。
こちらはポスターとして作ったデジラマ。
上がポスター用で、下は作品紹介時に用いたもの。
右上の文字やロゴ以外にも、下の細かい文字群も違っていたりします。
デザインはプラモデル、あるいはポップアップキットのパッケージをイメージしており、
特にゾイド リバースセンチュリーのパッケージをペースにしています。
まぁ、実はロゴの文字を思いっきりタイプミスしているのですが;
作り直すのが面倒で、元々雰囲気を出すのが目的だったこともありそのまま使用しました(蹴
実はこの手のメカものレーベルを作りたいなぁと、現在構想中でして、
「G-Facers」というのはそのシリーズのタイトル案の1つだったりします。
ストーリー面では(バサルトの時代では)設定項でも触れたとおり、原油が枯渇し、
それに依存していた現代兵器が衰退するという、いつ来るかは解らずとも、
避けては通れないであろう時代を想定しています。
(まぁ、最近この辺の設定がブレイクブレイドと結構被ってたりする事が」発覚したのはまた別の話;)
雰囲気として戦記ものである以前に、SF的な要素を出していきたいところ。
モデル面ではシステムもバイオニクルも分け隔てしないようなものに出来ないものかと、
また、可能であればバサルトやコートダスターの時代以外にも世界観を広げてみたいですね。
システムの歴代シリーズからも設定などをフィードバックできたら面白いかな、とも思っています。
このあたりの話はまた別の機会にじっくりと記事にしたいですね。
以上、
AT-W4バサルトでした。
COMMENT
すごすぎる・・
この作品をネストで見たときは感動しました。
とてもデザインがきれいで商品みたいです。
(それ以上かも・・)
メカっぽいデザインがとてもイカしてます。
フィグを乗せるために力を入れすぎてデザインは
損なわれがちなことが多いですが、これはどちらも完璧です。ヒーローファクトリーのパーツも使われてて新鮮な感じです。これからもたくさんいい作品を作り続けてくださいね。ではまた〜。
>まくーたさん
そう言って頂けると嬉しいです。
今回はたまたまHFのボディパーツとボロックキャノピーが良いラインになってくれたので、
それに救われている部分が大きいです。
また、かわずさんの作品にはしっかりとコンソール類まで配置されているのに対し、
私のものにはそれらが欠けていたりと、至らぬ部分がまだあるのは事実。
まだまだ頑張らないといけませんね。