Bioniclers' Nestに
トキシック・リーパ / Toxic Reapaのレビューを掲載しました。
とにかくクリアパーツが綺麗な彼ですが、黒とライムグリーンのコントラストもステキ。
ボディラインのメリハリが効いてるのでポージングするのも楽しいです。
フェイスパーツな実は微妙に非対称になっていて、額の周りに傷痕のようなモールドが入っていたり、口元や目元がちょっと「ニヤッ」としてます。しかしそれもあくまで「さり気ない」レベルに抑えられており、普通に左右対称のパーツとして使っても違和感が出ないようになっている(ついでに言えば左右非対称になっているのはトキシック・リーパの顔の有機的な部位のみで、後頭部から顎の左右にかけてのインカム部分はしっかり左右対称な造形になっている)のは開発者やデザイナーの拘りを感じます。
欠点はまぁ、首の後ろに露出する胴フレームのTBが気になるくらいでしょうか。HFでお馴染みの背面の寂しさはタンクが付いてるのと、アーマーとフレームが同色なので同価格帯のヒーロー勢に比べれば幾らか緩和されています。
パーツ取り的にも1290円ラインながら勝手の良いアーマーがゴロゴロ手に入るので極めて美味しい存在です。(下手するとブラックファントムを買わずに終わりそうなくらいの気前のよさ)
また、今まではクリアアーマーを集めるにはかなりの大人力(あえて「オトナヂカラ」と読んで欲しい)が必要だったワケですが、彼の登場によってその辺の敷居も大きく下がり、クリアパーツを大胆にあしらった作品が生まれないかとか密かに期待してたり(笑)
そういえば、2.0の敵幹部トリオは「左・中・右」という要素をデザインに取り込む事で3人並んだ時の見栄えを演出していたわけですが、今年のヴィランは「陸・海・空」という並びに加え、人型モデルにも「大・中・小」と差をつけて更にバランスを取っているが面白いですね。(その割にチームとかではないようですが)